ゲームと言えばストーリーを楽しむことのできるロールプレイングゲーム(RPG)が好きという方も多いのではないでしょうか。
少し大げさかもしれませんが、主人公に感情移入して遊べるゲームは、驚きや感動など、様々な気持ちを抱かせてくれて豊かな心にしてくれます。
今回はPlayStation4で是非遊んでみてもらいたい、ストーリーやゲーム性の評価が高いロールプレイングゲームをご紹介していきたいと思います。
ロールプレイングゲーム
ペルソナ5
全てがスタイリッシュな学園RPG
現代日本を舞台にした学園RPG。ナンバリングタイトルですが、ストーリー自体はこの作品で完結しているのでペルソナシリーズが初めてという方でも問題ありません。
昼は男子高校生、夜は怪盗として活躍する本作の主人公。主人公は学生である為、放課後に友達と遊んだり、彼女を作ったりと学園物としてのストーリーも展開されていきます。
ペルソナシリーズの特徴と言えばなんと言ってもそのセンスの良さです。
戦闘中にカットインが入ったり、独特な趣向が施されたUIであったりと、他のゲームとは違った趣のある作品となっています。
また、今作は敵に悪魔が登場するようになっており、「女神転生」シリーズを遊んでいた人には懐かしいのではないでしょうか。
学園物RPGが楽しみたい人、センスのいいスタイリッシュな戦闘を楽しみたい人にオススメです。
見た目マッチ棒みたいな学生たちが世界を救う〜みたいなのに拒絶反応が出てました。
が、実際にやってみたところ、今の所PS4では私の中でぶっちぎりNo.1の和製RPGゲームです。
ゲーム体験もボリュームも相当なので、未体験の人はぜひ。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ど定番の王道RPG
日本のRPGと言えばドラゴンクエストを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
鳥山明先生の少しデフォルメされたキャラクター達に、冒険に思いを馳せることのできる世界観は素晴らしいの一言です。
王道を歩んでいるストーリーですが、中々先が読めない展開も多く、プレイヤーを飽きさせません。
それでいてストーリーが難解で分かりづらいということも無いので、大人から子どもまでみんなで楽しめる物語となっています。
戦闘もシンプルにまとまっており、ターン性RPGの戦闘が初めてという方にも分かりやすいです。
バランスも非常にとれており、難しすぎて詰んでしまう…ということがないのはストレスなく遊べます。
王道のRPGを遊びたい人、RPGを遊んだ経験があまりない人にオススメです。
これまで発売されてきたありとあらゆるドラクエ歴代シリーズの良いところをすべて詰め込んだ内容になってます。
オーディンスフィア レイヴスラシル
美しいグラフィックで描かれる黄昏の物語
2007年にPS2で発売されたソフトのリメイクタイトルで、北欧神話をモチーフにした美しくも少し悲しいストーリーが展開される2DアクションRPGとなっています。
五人の主人公が紡ぐ物語はバラバラな様で繋がっており、引き込まれる内容になっています。
今作の特徴は何と言ってもその世界観とグラフィック。昨今の3Dモデルを使用したゲームにはない、2Dアクションゲームの良さが楽しめます。
まるで水彩画のような美しいグラフィックで描かれた世界は、絵本やお伽話を読んでいるような不思議な感覚です。
シナリオも素晴らしく、少々クサいなと思ってしまう展開やセリフもありますが、この絵本のような世界観が見事に調和して、すんなりと物語に入り込めるようになっています。
神話をモチーフにしているので、神話が好きな人にはたまらないかもしれません。2Dアクションゲームが好きな人、美しい世界観に浸りたい人にオススメのゲームとなっています。
ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster
あの感動をもう一度
ファイナルファンタジーXと、続編であるX-2が1本にまとまっている作品となっています。
シナリオは数ある名作RPGと呼ばれるものの中でも群を抜いて完成度が高く、心を震わせてくれる内容となっています。
舞台となる世界や、主人公を含むキャラクターの心情と彼らの成長、冒険の目的、全てが丁寧に描かれており、プレイした後には誰かと語り合いたくなることでしょう。
登場するキャラクターが魅力に溢れており、敵にでさえも感情移入が出来てしまうほど。
勿論、プレイヤーは主人公を操作するので主人公側目線でストーリーは進んでいくのですが、視点を変えてみると他のキャラクターの心情すらも楽しめるのは流石の一言です。
とにかく凄いと思えるストーリーを楽しんでみたい人、過去の名作を遊んでみたい人にオススメです。
チャイルド・オブ・ライト
まるで絵本の中に入りこんだようなRPG
とても優しい雰囲気のグラフィックが特徴なゲームです。
絵本の中の様な世界観で、幻想的な絵柄は癒しにもなるかもしれません。派手さはありませんが、戦闘は練り込まれて作られており、きちんと頭を使わなければ進むのが難しくなっています。
本作のストーリーは、オーロラという主人公が太陽と月と星々を奪った闇の女王を倒すために旅に出るというもの。
ここだけを聞くと、絵本の様な空気感と相まって子ども向けの作品かと思ってしまうかもしれません。
しかし、この作品はストーリーがかなり緻密に作り込まれており、どちらかというと大人向けの作品となっています。
プレイヤーの理解に委ねられるようなストーリー展開がされていくので、考察をすることができ非常に楽しむことができます。
お伽話が好きな人、少し遊びのあるストーリーが読みたい人にオススメとなっています。
いけにえと雪のセツナ
古き良きRPGへの原点回帰
今作は昔ながらのRPGを意識して作られており、全体的に懐かしさを感じさせるシステムとなっています。
人によっては古臭いと感じてしまうかもしれませんが、子どもの頃の新しいゲームへのワクワク感を思い起こさせてくれる作品となっています。
ストーリーは、主人公が「セツナ」という名のいけにえの少女を儀式の行われる地へと護衛することが旅の目的。
ゲーム内の雰囲気も雪と氷の世界となっており、どこか悲しげな雰囲気を漂わせています。この雰囲気が昨今の派手さや豪華さを売りにしているゲームとはまた違った面白さを提供してくれています。
昔ながらのRPGを遊びたい人、雰囲気のあるゲームをしたい人にオススメの1本です。
ハックアンドスラッシュ系アクションRPG
ディアブロⅢ リーパー オブ ソウルズ:
最高峰のハック&スラッシュ
「クルセイダー」や「ウィザード」、「モンク」などのそれぞれ使用感が異なる7種類の中からクラスを選び、キャラクターを育てて湧き出てくる敵をなぎ倒していきましょう。
ディアブロはダークな世界観のストーリーも確かに面白いのですが、本作の魅力はクリア後にあります。
このゲームの本質はハック&スラッシュなので、良い装備を求めてひたすらダンジョンに潜りましょう。
新しいものや既存の装備を大きく上回る性能の装備がドロップしたときの達成感は病み付きになります。
また、協力プレイもこのゲームの醍醐味となっています。
オンラインでもオフラインでも他の人と一緒に遊ぶことが出来ます。誰かと一緒にダンジョンを攻略するのは、一人とはまた違った楽しさがありますよ。
ダークファンタジーが好きな人、特にハック&スラッシュが好きな人には自信を持ってオススメできる一本となっています。
海外ではプレイに熱中しすぎて過労で死んでしまった…なんてこともあるほど中毒性の高いゲームです。
やればやるほどハマるし、目標がなくなることもありません。
少し前のゲームですが、今プレイしても全然面白いです。
アクションRPG
ファイナルファンタジー XV
剣と魔法と、友の物語
ファイナルファンタジーと言えば日本を代表する美しいグラフィックのRPGですね。今作もその美麗グラフィックが存分に楽しめることが出来ます。
魔法を使った時のエフェクトや、モンスターの細かな造形、練り込まれたマップなど、随所でグラフィックの進化を感じることができます。
本作はどこか無気力な王子の主人公、頼れる兄貴分、冷静なまとめ役、いつでも明るいムードメーカーの4人でストーリーが進んでいきます。
仲間たちは、立場的には王子を支えてくれる家臣でもあるのですが、友達という表現が一番しっくりします。
主人公たちがまるで友達とキャンプに行くかのように旅をする様は、とても楽しそうで年相応の青年のように感じることができます。
主人公の内面や、仲間と過ごす大切さに重きを置いているストーリーは今までにない新しい物語を見せてくれますよ。
美しいグラフックで遊びたい方、仲間との冒険を重視してみたい方にオススメです。
オープニングの時点で「買ってよかった」と思ったゲームでした。
NieR:Automata(ニーア オートマタ)
命とは?生きるとは?
スタイリッシュなアクションが楽しめるアクションRPGで、シナリオも素晴らしくプレイヤーをどんどん引き込んでいってくれます。
本作は「ドラッグオンドラグーン」「ニーア」シリーズと世界観が繋がっており、各シリーズは「鬱ゲー」とも言われて評価されていますが、本作は些かマイルドになっているので、どんな人でも楽しめるようになっています。
造られた存在であるアンドロイドと、同じく造られた存在である機械生命体が終わりの見えない戦争を続ける世界で、アンドロイドの主人公が命令ではなく自分の考えで歩んでいくストーリーは必見で、プレイ中にもクリアした後にも、心に何かを残してくれます。
アクションも非常に多彩で、武器を振り回すモーションも丁寧に作られているので、キャラクターを眺めているだけでも十分に楽しめます。
また、主人公がアンドロイドということで、それを活かしたゲーム内設定が練り込まれているので是非プレイして確かめてみてください。
アクションRPGが好きな人、少し悲しくて考えさせられるストーリーが好きな人には是非手に取って貰いたい1本です。
キングダムハーツHD1.5+2.5リミックス
ディズニーとファイナルファンタジーの夢の冒険
今作は、
- 「キングダムハーツ ファイナルミックス」
- 「キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ」
- 「キングダムハーツⅡ ファイナルミックス」
- 「キングダムハーツ 358/2Days」(映像作品)
- 「キングダムハーツ バースバイスリープ ファイナルミックス」
- 「キングダムハーツ Re:コーデッド」(映像作品)
の6つが1本に収められた作品で、これからキングダムハーツシリーズを楽しみたい方、シリーズのおさらいをしておきたい方にぴったりの作品となっています。
発売当初はディズニーの世界にファイナルファンタジーのキャラクターたちが出ると話題を集めた「キングダムハーツ」。
個性溢れるキャラクターに負けず、シナリオもかなり壮大なものとなっており楽しむことができます。
システムやゲーム性はシリーズごとに多少違いがありますが、どれもアクションRPGとして高い水準を誇っています。
爽快なアクションを簡単な操作で楽しめますが、より高い難易度や、強敵に挑むのであれば腕前が必要になってきたりと、アクションゲームとしてのやり込みもバッチリです。
ディズニーが好きな人、あらゆる面で完成度の高いアクションRPGを遊びたい人にオススメです。
ゲームでしか得られない感動もある
いかがでしたでしょうか。RPGは最もゲームらしいと言えるジャンルなので、その分名作も多いですよね。
どのゲームもストーリーや戦闘のシステムが作り込まれており、腰を据えてじっくりと遊ぶことに適しています。
壮大なストーリーを、主人公を通してプレイヤーが体験できるのはゲームならではの楽しみ方。思う存分物語に浸ってみてくださいね。
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