はじめまして、ゆうたろうです。
レトロゲームマニアでして、今後はレトロゲーム関連の記事をアップしていこうと思います。
ところで、昔のゲームって何かと面白いですよね。昔も今も変わらず楽しめる、と感じる作品はずっと大切にしたいものです。
今回、私が個人的に楽しめたと感じたタイトルを厳選して、10作品をご紹介します。
選考基準は、いかにやり込めたかです。
かなり油の乗ったやりこみばかりですので、読んでいて胸焼けしないようご注意くださいね。
やり込み系レトロゲームランキングTOP10
第10位 ゾイド 中央大陸の戦い
まずはRPGから。
今作の発売当時、トミー(現・タカラトミー)の組み立て玩具・ゾイドの人気はものすごいものでした。
おそらく、玩具の販売促進ツールとして世に出たのでしょう。
しかし、肝心のゲーム性は可もなく不可もなく、といったところ。それでも私は、このゲームが好きでした。ゾイドが大好きだったから。
で、その内容ですが・・・
惑星ゾイドにて、ヘリック共和国とゼネバス帝国が、惑星に住まうメカ生体・ゾイドを戦闘用に改造し、終わりなき戦いを繰り広げていました。
そんな中、主人公が、共和国の代表・ヘリック大統領に呼び出されます。
「君の力で共和国を救ってほしい」
そう頼まれた主人公は、愛機・ゴジュラスを駆り、帝国に立ち向かうことに。
みたいな感じです。
ゲーム開始時点では、共和国首都と近隣の街以外は、全て帝国に占領されています。それらの街や帝国の砦などを、帝国の手から解放する事で話は進んでいきます。
敵ゾイドとの戦闘はガンシューティング形式です。格闘戦ではなく、敵に機銃やキャノン砲を打ち込んで討伐します。シンプルな戦闘なのでサクサク進められます。
ちなみにこのゲーム、最強ゾイドを作らなくてもクリアはできます。むしろ最終戦では最強ゾイドは邪魔です。
※ちなみにゲームでベストエンドを迎えるためのワナがあったりします
今思えばゾイドへの強い思い入れだけでプレイしていた気がしなくもないですが、誰でも楽しく遊べる名作だと思います。
第9位 スーパーマリオブラザーズ
言わずと知れた大御所、スーパーマリオブラザーズ。
ゲームのルールはいたってシンプルで、マリオ(or ルイージ)を画面の右にひたすら向かわせ、各ステージのゴールに着かせだけ。
途中、プレイを有利にするアイテムは存在しますが、達成条件は上記のみです。
ステージは1から8まであり、当時は何度クリアしても面白さを感じていたものです。
ちなみに単なる攻略だけでは飽き足らなくなってきた私は、マリオの人数ってどれだけ増やせるの?と疑問を抱いて、無限増殖という裏技に手を染めました。
「あ、これって200人以上は増えたかな?」
と感じたところでワザとミスしてみたところ、即GAME OVERの文字が。
無限増殖をしすぎると残機が0に戻る話は今では有名な話かもしれませんが、当時は衝撃でした。
ファミコンミニやオンライン配信など、今でもプレイできる機会は多いので、ぜひプレイしてみてくださいね。
第8位 バルーンファイト
これも、ファミコン時代を知っている方ならご存知の名(迷?)作です。
スカイダイバーのような服を着た主人公が、背中に風船を2個(場合によっては1個)括り付けて飛びます。
空を飛ぶことができるのですが、空中では慣性が掛かるので、スムーズな操作ができません。急停止はもちろん、急発進などもできません。今のゲームに慣れた方からすると、クソゲーかと思われるかもしれませんね。
しかし私は、この不自由な操作性こそがゲームの醍醐味だと思うのです。
十全に操作できないキャラクター。それが時に巻き起こす、様々な意外性。当時のクリエイターは、それをゲームで実現したかったのでは、と思います。
このゲームの一番の楽しみは二人プレイのバトルロイヤルです。
互いのプレイヤーを何秒でゲームオーバーにするか!当時の友達とも、色々な意味で燃えていました。友情をぶち壊さない様、くれぐれもご注意ください。
第7位 ディグダグII
「ディグダグ」のことは知っていても、このゲームは知らない人は多いのではないでしょうか。
主人公は、ホリ・タイゾウ。このゲームでは白い作業服(?)をまとい、背中にゴルフバッグのような赤い物体を背負っています。
この背中の物体、空気ポンプと掘削用ドリルの両方を備えた万能マシンだったりします。あと、前作は地中が戦場でしたが、今作の戦場は「島の上」です。
掘削用ドリルを使って島を崩して、敵を一度に沈めるのが今作の目玉です。この島崩し、1匹沈めただけではわずか1000点ですが、10匹沈めると80000点もあります。
ステージは全部で72面もあり、コンティニュー機能まで標準装備。
当時の私は、幾度もコンティニューを重ねて、72面全てクリアできました。10匹島崩しは爽快ですので、ぜひ機会があればプレイしてみてください。
ちなみに、今作の主人公は、PS1用ソフトの「ミスタードリラーグレート」で、プレイヤーキャラクターとして使えます。
そちらも面白いのでオススメですよ。
第6位 マッピーランド
「マッピー」というゲームは超有名ですが、このゲームはマイナーかもしれませんね。
まず、元祖マッピーについての説明です。
主人公の「マッピー」はネズミの警官。泥棒猫の「ニャームコ」がアジトとする屋敷に入り、盗品を取り返すことが、ゲームの目的です。
しかし盗品を奪われまいと、ニャームコ一味も邪魔をしてきます。
果たして、マッピーは盗品を全て取り返すことができるのか?
これが元祖マッピーです。
マッピーランドも基本的にストーリーというかやることは同じなんですが、「面内にある6つの指定アイテムを集めてゴールをくぐる」というのが条件になっています。
たまに例外もありますが、基本的なルールですのでこれだけ覚えておけば問題ないでしょう。
単にクリアするだけなら並みのゲームですが、実はこのゲーム点数稼ぎがアツいんですよね。
前作と同じくニャームコ一味がマッピーの邪魔をしますが、それを翻弄しながらギリギリの点数稼ぎに興じたりすることができるのです。
点数稼ぎのためには、徹底的なパターン化が必須です。ニャームコ一味は無限にわいてくるので、うまくいった時だと1面ごとに5~6万点稼いでいたこともありました。
- 難易度が低めの面で点数稼ぎをしつつ、マッピーの残り人数を増やす
- 十分に増やしたところで、高難易度の面を安全に抜ける
こういったことを飽きる事なくやっていました。(ちなみに、全4ステージをクリアすると、鬼のような難易度で2週目のゲームがスタートします)
スコアアタックが好きな人であれば、点数がカウンターストップ(999万9990点)になるまで楽しめるかもしれませんね。
第5位 スーパーゼビウス ガンプの謎
この作品は、前述のマッピーランドと同時期に発売されたものです。当時のテレビCMでもこれをイチオシで展開していましたので、多少の知名度はあるかもしれません。
肝心のゲーム内容はというと、謎解き要素を入れたゼビウスです。
- 1面:4つある大きな雲のどれかに入って、ワープする
- 2面:連れ去られようとしている友軍機を助け、ドッキングする
- 3面:ゼビウスでお馴染みの「巨大ボス」を撃破する
…のように、各面ごとに決められたクリア条件を満たせば進めるようになっています。(最初は面倒臭いかもしれませんが、覚えてしまえば問題ありません)
そして、元祖ゼビウスには無かったパワーアップアイテムも追加。
空飛ぶ鉄板・バキュラを1発で破壊できるようになる追加ユニットも登場。主人公機体・ソルバルウがここまで強いのは、今作が初めてではないでしょうか。
このゲーム、最終ボスがとても強いんですよね。パターン化してみても中々倒れてくれず、当時は何度も泣きました。コンティニュー機能もないので、こちらができる対策はひたすら残機をためるだけです。
そうした苦労を何度も重ね、やっと最終ボスを撃破したときは感無量でした。
第4位 SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記
このゲームはシミュレーションゲーム(以下SLG)です。
SLGも有名どころは多いかもしれません。「信長の野望」シリーズに、「大戦略」シリーズ、「ファイヤーエムブレム」シリーズなど、枚挙にいとまがありません。
大抵のSLGは、敵同士のユニットが接触すると、自動で戦闘がスタートし、勝手に勝敗が決まる…といったものが多かったのですが、この「カプセル戦記」では、ユニット同士の戦闘がアクションバトルで競われます。
SLGは数あれど、アクションバトルで処理されるゲームは今作くらいかもしれませんね。
今作ではアクションスキルと運に恵まれていれば、理論上は最弱ユニット・ザク1機だけで勝利することも可能です。
そして何よりこのゲーム、対人戦で始めた時の盛り上がりはすごいです。
「自分が弱いと思っていたユニットが、あいつが使うと無双ゲーになる」みたいなこともあります。
バーチャルコンソールでも配信されているので、よろしければぜひ。フレンドとプレイしても楽しいと思いますよ。
ちなみに余談ですが、私がよく使うユニットは
- ムサイ(一番安い戦艦)
- R-ジャジャ(1ターンで作れる中では最強の機体)
- νガンダム(資金に余裕があれば)
- クイン・マンサ(同上)
です。参考までに。
第3位 ファイナルファンタジーIII
私が初めて触れた「ファイナルファンタジー」(以下FF)はこれでした。
主人公を強化する方法もシンプルで、レベルを上げて、強い装備をそろえるだけ。
当時のゲーム少年たちにも易々と受け入れられました。FFの知名度を一気に高めたのが本作だと思っています。
当然私もハマりましたが、名作だからといって簡単なワケではありません。難易度もそこそこ高いです。
まず初めに逃げることのリスクが大きい。
逃走に失敗した場合、次のターンになるまでの間、パーティメンバーの受けるダメージが2倍以上になります。時には、逃げることを選んだターンでゲームオーバーになることも…。
ですから今作では、特殊な状況でない限り逃げずに敵と戦うことが絶対条件になる訳です。
また、今作から導入されたジョブチェンジシステムですが、後発のFFの様に簡単にジョブチェンジができません。
ジョブチェンジするためには、 CPというポイントを貯める必要があります。CPはモンスターを倒すと入手できるのですが、1回あたりの獲得数が少ないので、戦闘を繰り返す必要があります。
そうして貯めたCPを使ってチェンジするのですが、ジョブのチェンジ元とチェンジ先によってはとてつもないCPを要求されることも。(分かりやすいのは、忍者から賢者のジョブチェンジです)
そして何より、ラストダンジョン突入からゲームクリアまでがセーブ一切不可で3時間以上掛かることが、なかなか辛かったです。ただ、それを乗り越えてラスボスを倒したときの達成感は半端じゃありませんでした。
これら問題の一通りはリメイク版(DS)で解決されています。が、DS版は元祖と比べるとさらに難易度が高いと言われています(笑)
高難易度というとっつきにくさはありますが、本作はそれを差し引いても後世に伝えたい不屈の名作になっていると断言できます。
FFファンの方はぜひチェックしてみてくださいね。
第2位 ファイナルファンタジーII
リアルタイムでプレイしたことはないのですが、本作は「凄まじいやり込みゲー」として私の中で歴代ゲーム第2位に君臨しています。
ある時ネットで本作を知り、興味を持って中古ソフト屋に出向いてプレイしてみたところ、ズブズブにハマりました。
キャラクターを究極に育成するとなると・・・
- 物理攻撃を(ほぼ)完全回避
- 状態異常魔法を完全無効化
- HP、MP共に6万以上
- 武器、魔法のスキルレベルが全て最大(16)
といった、途方もない無敵キャラを作ることが可能になります。特に上2つはほぼチートですね。
私がFFIII と FFII のどちらをやりたいか、と聞かれたら、迷わず FFII を選びます。
やりこみにやりこみを重ねて無敵のキャラクターを育て上げるのは、本当に楽しいです。今でも色褪せない名作だと思います。
第1位 ドラゴンクエストIII
私のファミコン神ゲーのベストオブベストは、間違いなくこれです。
中学時代から大学時代まで、まさにスルメの様に遊びました。
小さい頃から幾度となく今作をやり直していましたが、実はこのゲーム、普通にLV99にしてもキャラクターはそんなに強くなりません。
転職を繰り返しても、力や素早さなどのパラメータの限度はほぼ同じです。(正確には、職業ごとに結構違うのですが)
「これ以上強くするには、パラメータを上げる種や木の実を食べさせまくるしかない」と結論付けた私は、敵が落とすアイテムや裏技を駆使して種などを集めまくり、主人公である勇者にそれらを投与しまくりました。
そうやって増強させたパラメータのうち、一番興味深かったのが最大HPでして、実はこの最大HP、表示が999になっても数値の上限を無視して増え続けます。
その限界を知りたかった私は、寝ても覚めても最大HPを上げ続けました。
ただ表記上は999から変わりませんので、いったい今どれくらいのHPなのかわからず。ひとしきりドーピングして飽きてきたタイミングで、最終ボスに勇者独りで殴り込むことに。
種の投与で強大になった勇者は、前座の中ボスたちを物ともせずになぎ倒します。そのままラスボスまで撃破してそこで判明したんですが、なんと主人公のHPは3040までインフレを起こしていました。ラスボスの3倍のHPです(笑)
この作品、SFC版・GBC版・携帯版などでリメイクされていますが、最大HPを999超えにできるのは、元祖だけだったりします。
興味がある人はぜひ、限界突破にチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
わずか10作品の紹介ですが、古いゲームだから、と笑い飛ばせない曲者ぞろいだと思っています。
ファミコンゲームには、まだまだ面白い作品がたくさんあります。ふらっと中古ソフト屋に立ち寄って、実際に手に取ってみるのもまた一興です。
現行機では味わえな魅力がありますので、興味があればぜひ味わってみてくださいね。
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