ゲームをプレイする上で、音楽ってわりと外せない要素の1つだと思うんです。
クソゲーとして悪名高いけどやたらBGMがカッコいいゲームとか、ゲームの演出に一役買うようなアツい音楽とかいろいろありますね。
きっと誰でも1つや2つは、記憶に残るゲーム音楽があると思います。
今回は、私が今までプレイしてきた中で記憶に残ったアツいゲーム音楽をいくつかご紹介したいと思います。
ちなみに私はRPGゲームはあまり好きではなく、どちらかというとアクションゲームとか洋ゲーとか、ちょっとひねくれたジャンルのゲームの音楽が好きです。
知らない曲もあるかもしれませんが、音楽がきっかけで好きになるゲームもあると思います。
もし興味があれば、これをきっかけにプレイしてみてください。
俺が愛するゲーム音楽の神曲・名曲
Hotline Miami:Miami Disco
ド頭からバイオレンスなゲームですみません。
Hotline Miamiの音楽は基本的にどれも捨て曲がなく、普通に音楽として聞くことができるものばかりです。
中でも名曲なのがこの「Miami Disco」で、ゲームではタイトル通りディスコクラブにいるマフィアをこのBGMにあわせてメコメコに処理(隠語)していくことになります。
Hotline MiamiはSteamではしょっちゅうセールされていて、サウンドトラックも単品で販売しているので、興味があれば覗いてみてください。
Mother Russia Bleed:Black Racers
Mother Russia Bleedは、いわば「Z指定版ファイナルファイト」です。
掲題のBlack Racersは、刑務所のステージで非常サイレンが鳴らされたときにBGMでして、サイレンの音がそのままBGMにつながる…というかなりアツい演出になっています。
Hotline Miamiのときもそうでしたが、Devolver Digitalのゲームって、やたらと音楽がかっこいいんですよね。
バイオレンスな雰囲気が好きな方はぜひ、北米PSストアを覗いてみてください。
Payday2:Evil Eye
Payday2のBGMもほぼ捨て曲なしですが、その中でも比較的にアツい曲が、このEvil Eyeです。
Payday2はさまざまな作品とコラボすることが多く、このEvil EyeはHotline MiamiとのコラボレーションDLCで追加された曲です。
余談ですが、Payday2のBGMを担当していたSimon Viklundは、GTFOの開発にも携わっています。
Payday2バリにアツいサントラができるのを期待しています。
Jet Set Radio Futre:Humming The Bassline (D.S. Remix)
初代Jet Set Radioはドリームキャスト、そして続編となるJet Set Radio Future(JSRF)はxboxで発売されたので、なかなかプレイできた人はいなかったのかなーと思ってます。
が、実際にプレイしたことがある人からの評判がすこぶる良いのがこのシリーズです。
名曲はめちゃめちゃたくさんあるんですが、私が個人的に好きなのが、JSRFのアジトで流れ続けるHumming The Basslineですね。
一生聞いてられますし、作業中のBGMなんかでも1曲永遠にリピートしたりしてます。
Jet Set RadioのBIGはすべて長沼英樹さんが作成してます。
他にもソニックラッシュやオーリーキングといったサウンドも手掛けていて、「長沼サウンド」という固有名詞も定着してたりします。要チェックやで。
パラッパラッパー2:Hair Scare
パラッパラッパー2より、パラッパとミルクカン(ウンジャマラミー)のコラボ曲です。
もちろん全部好きなんですが、私が個人的に生バンドが好きなのと、この曲のベースラインが最高すぎるんですよね。
パラッパラッパー2に関しては、一番最初のToasty Buns(ハンバーガーの曲)で心をつかまれて、そのまま一気にクリアしましたね。
悪魔城ドラキュラ:シモンのテーマ
ファミコン時代・スーパーファミコン時代のコナミの作品は、とにかくやたらと音楽がイケてる印象がありました。ゴエモンとか、グラディウスとか、ツインビーとか…
悪魔城シリーズのBGMは、ゲームの評価も音楽の評価も最THE高でして、私が中でも一番好きなのが、スーパーファミコン版悪魔城ドラキュラのテーマ曲「シモンのテーマ」です。
この曲、ステージ1の曲でもあるんですが、最後のドラキュラとの一騎打ちのときにもバキバキに最高なタイミングで流れ始めるんですよね。演出が神ってます。
ロックマン9:We are the Robots
ロックマンの曲がシリーズ通してやたらと良いのは周知の事実だと思います。
好きな曲はとにかくいっぱいあるんですが、ここでセレクトしたのは、ロックマン9のワイリーステージBGM、「We are the Robots」です。
ロックマン9がリリースされる前は、ロックマンといえば、ロックマンX4以降やロックマン8のように、8等身のロックマンがフルボイスで活躍する…という感じでした。
ところが、新たに発表されたロックマン9は原点回帰し、ドットピクセルによる「古き良きロックマン」を再現する形になりました。
当然のようにBGMもチップチューンで粒ぞろいだったんですが、なかでもこの曲は事前情報になくて、実際にワイリーステージまでゲームを進めた人がはじめて聞けた曲だったワケです。
ワイリーステージの曲ってなぜかいい曲多いんですよね。
太陽のしっぽ:Junguuu Kibao
太陽のしっぽは、初代プレイステーションの最初期にリリースされた、原始生活ゲーム(3Dアクション)です。
ゲームカタログ@wikiなんかでは「バカゲー」に分類されてますが、個人的気には私が好きなゲームTOP10にはランクインするゲームだと思います。
その理由のひとつが、まぎれもない音楽にあります。
この「Junguuu Kibao」は、ゲーム内で夜になり、夜空に星がきらめきだしたときに突如流れ始めるBGMです。(曲名知らなかったけど、保有してるサントラに曲名が乗ってた)
このサウンドトラック、私が購入したときは4,000円くらいでしたが、一時期30,000円近くまで値上がりして、今はAmazonでの在庫もなくなってますね。
大好きなゲームのサントラなので、盤で持ってるのはちょっとした自慢だったりします。
探偵神宮寺三郎 夢の終わりに:Silent Shadow II
探偵神宮寺三郎シリーズでも名作と名高い「夢の終わりに」の、探索パートのBGMがこのSilent ShadowⅡです。
Silent Shadow自体いくつかシリーズがあるんですが、中でも人気が高く、私も一番すきなのがこちらのバージョンですね。
タバコと酒と探偵というハードボイルド三羽烏が揃ってるってだけでもう最高だと思います。
「夢の終わりに」は今プレイしても名作ですので、もしもプレイする機会があればぜひ遊んでみてください。
アドベンチャーゲームは、古いゲームでも色褪せないもんです。
妖怪道中記:ステージBGM
妖怪道中記にはアーケード版、ファミコン版、PCエンジン版とありますが、その中でもPCエンジン版の曲はかなりイケてると思います。
やっぱりベースラインが良い曲って記憶に残りますね。
SAKEROCKがこの曲をもとにした「千のナイフと妖怪道中記」って曲つくってます。「ホニャララ」ってアルバムにはいってるので、よろしければそちらも聴いてみてください。
シルバー事件:Opening
須田ゲーの代表作、シルバー事件。
全体を通して耳障りの良いスタイリッシュな曲が多いんですが、オープニングは今聴いても色あせませんね。
過去に記事にもしましたが、2016年にリマスター版が出て、この曲のRemix版とかも出てます。
シルバー事件のサントラは、昔は絶版でバカ高い値がつけられてたんですが、リマスターにあわせて再販され、今では多少手に入りやすくなってるのでおすすめです。
https://team1986.jp/meisaku-pc-silvercase/
Call of Duty 4:Deep and Hard(Mark Grigsby)
名作として名高いCall of Duty4の、スタッフロールで流れる曲です。
ゲーム内で登場するUSMCのグリッグスが歌っている…っていう体なんですが、このGrigsって実在する人で、キャラモデルもラップも本人がやってるみたいですね。
CoD新作のCoDMWでもグリッグスは出ているらしいんですが、未プレイなので知りませんでした。
プレイした人であればわかると思いますが、ストーリーのラストからこのエンディング曲、そしてエピローグまでの流れと演出は、作品としては完璧に近いと思っています。
未プレイの人は死ぬまでに一度はプレイしておいて欲しいです。
Portal:Still Alive
その昔、
- ハーフライフ2
- ハーフライフ2エピソード1
- ハーフライフ2エピソード2
- チームフォートレス2
- ポータル
という5作品がセットになった「オレンジボックス」というソフトが、xbox360で発売されました。
で、このとき初お披露目となり、かつめちゃめちゃ評価が高かったのが「Portal」です。
好きなところにワープ空間をつくれるポータルガンを操りながら、重力や慣性の法則を活用して、エリアを攻略していくっていう、FPSとパズルを組み合わせた内容です。
世界観もハーフライフとつながっていますし、パズルの出来もアクション要素も、ストーリーも一級品だと思います。未プレイの人はプレイしておいて損はないです。
全部クリアしてこのエンディング曲を聞くとヤバいです。
というか、まだ未プレイであれば今は聞かないほうがいいかもしれないですね。
もっかい記憶消して再プレイしたいです。Steamで安くでプレイできるのでぜひ。
Mother:The End
マザーシリーズは名曲が多いんですが、初代マザーのEight Melodiesがやっぱり一番好きです。
この初代マザーはとにかく難易度が高かった印象があります。マザー2は若干カジュアル、マザー3はちょっと話がヘビーという印象。
2も3ももちろん名曲揃いですが、何度でもリピートしたいのはこの曲です。
スーパードンキーコング2:きりのもり
「引くほどサントラが高い」でおなじみの、スーパードンキーコング2。(この記事書いてる時点で16万5千円でした)
一般的に人気なのは「とげとげタルめいろ」かもしれませんが、私が一番好きなの「きりのもり」だったりします。
たぶんとげとげタルめいろのステージが難易度が高すぎてあんまり良い記憶がないのが原因ですかね。
街:One and Only
今までいろんなサウンドノベルをプレイしてきました。
- かまいたちの夜シリーズ
- 弟切草
- 428
- 夜光虫
- 魔女たちの眠り
- 学校であった怖い話
- つきこもり
とか、まぁいろいろプレイしてきましたが、その中でもずば抜けて好きなのが、この「街」です。(個人的には他のサウンドノベルとは比較にならないくらい好き)
One and Onlyは、この新エンディングで流れる曲です。歌い手は鈴木結女さん。忍空のオープニング歌ってる人ですね。
街も、Portalみたいに記憶を消してもう一度プレイしたいゲームです。まだプレイしていない人がいたら、逆にうらやましいですね。
DAYS GONE:Main Theme
ほぼ間違いなく私の好みなんですが、DAYS GONEのメインテーマ曲は超絶エモいと思っています。
PS4のデラックステーマを購入したときに、PSホーム画面で流れるこの曲を延々と聞いたりしていました。(今では普通にサントラを持ってるのでそっちできいてますが)
過去にちょっとだけレビューしてますので、こちらも参考にしてみてください。
https://team1986.jp/2019-goty/
HOVER:NEVER 4EVER
北米ストアで販売されているDL専用ゲームの「HOVER」の長沼サウンド。
JET SET RADIOの影響をモロに受けているゲームでして、この曲もJSRのサウンドを担当していた長沼英樹氏が提供したものです。
もう1曲長沼さんが提供してる曲があって、そちらも良いのでよろしければぜひ。
Halo 3:Main Theme(Warthog Run)
Halo3のラストでワートホグで逃げるステージがあるんですが、そのとき流れている曲がコチラです。
単体で聞く曲というよりは、ゲームの演出を2倍にも3倍にもアツくさせるような役割を持つBGMだと思います。
プレイしたことがある人なら、聞くだけでラストステージの情景が浮かぶんじゃないですかね。
XboxOne持ってる人は、機会があればぜひ遊んでみてください。Haloシリーズでは3が一番好きです。
Rez:Fear
Rezは、音ゲーとシューティングゲームがMIXされたゲームでして、ケン・イシイをはじめ、世界で活躍するアーティストが楽曲提供しています。
Fearは、そのRezの最終ステージのBGMです。
サウンドトラックにもこの「Fear」は含まれているんですが、ゲーム内BGMとはまったく違う内容になっていて、自分はあまり好きにはなれませんでした。
なので、オリジナルを聴くにはゲームをプレイするしかありません。(↑に掲載したのは、比較的オリジナル版に近いリミックス版です)
音楽が好きな人、テクノミュージックが好きな人ならRezは絶対に好きですし、Fearが流れる最終ステージで震えると思います。
HD版がPSストアで販売されているので、よければこれを機にプレイしてみてください。
まとめ:神曲かどうかは自分で決めましょ!
名曲とか神曲って、自分の記憶で補正されている部分も大きいと思いますし、昔自分が何のゲームで遊んでたかってかなり影響がデカいと思うんです。
私はRPGがあまり好きではなかったので、今回のまとめには、ファイナルファンタジーシリーズやクロノトリガーシリーズ、聖剣伝説とかロマサガみたいな「一般的によく言われる神曲」はほとんど入ってません。(もちろんいい曲だとは思いますが)
自分にとってテンションが上がる曲とか、思い出深い曲って結構あると思うんです。
今ならネットとかサブスクとかで曲単体で手に入れることも難しくなくなってきてるので、自分だけのお気に入りの神曲プレイリストとかつくってみるのも良いかもしれませんね。
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