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【ソフビ】赤目天使というソフビ作家と“抽選”の話

国産のビンテージ・現行ソフビはもとより、海外インディーズソフビまでチェックしてますが、その中で注目してる作家に「赤目天使(akametenshi)」という作家がいます。

目次

ソフビ作家「赤目天使」について

名前こそ「赤目天使」ですが、この方、シンガポールを拠点に活動されている方です。

インスタを中心に情報発信されてるんですが、見たら一目瞭然、「“日本を代表する大怪獣”+●●」をコンセプトとしたパチソフビを次々と生み出しております。日本でもファンはかなり多いです。

実物が手元に3体ほどあるんですが、めちゃめちゃクオリティは高いです。

なんでこんなに完成度の高いソフビを作れるかっていうと、この方本業はシンガポールの車工場というか板金屋の社長さんなんだとか。

趣味で日本産のソフビに惚れ込んで、それが高じて自分でもソフビをつくるようになった。そのうち社員まで巻き込んで、ソフビ事業を会社の副業みたいにして、社員一同で制作するようになった…みたいな、そういう背景があるらしいです。

力の入れ方も半端なくて、わざわざ来日して日本の某有名ソフビメーカーの工場視察までやっちゃうレベルの徹底っぷり。造形も抜かりなく、圧巻の完成度だったりします。

赤目天使のソフビの特徴

デカい。ゴツい。そして超かっこいい。ほんで高い。

だいたいのソフビが元値が610ドルくらいです。2023年9月のレートで換算すると、だいたい88,000円くらいですかね。

流通市場価格は安くて8万円前後、高いのだと15万円とか、それ以上になるケースもあります。(ただ最近だと定価以下のものも見かけるようになったかな)

高いので、自分はおもちゃっていうよりはもう工芸品だと思えてしまって、気軽に触ったりできなくなってます。

ちょっと自慢なんですけど、ギャラリーから未彩色の素体をいただきまして、今手元にあります。塗装剥げの心配もないからガシガシ動かして遊んでるんですけど、これを見てるともう、すごすぎて言葉でないですね。なんでこんなのができるの、と。

デジタル造形ならではのキレイな曲線とカンチャクは見事です。どう動かしても様になるので、ものすごく気に入っています。これでもうちょっと安かったらうれしいんだけど。

赤目天使のソフビ抽選の話

2023年現在、世の中は空前のソフビバブルが到来しております。

副業でせどり・転売をやってる人たちからも狙われやすくなってまして、人気作家のソフビは抽選になることが多いです。

ご多分にも漏れずこの赤目天使のソフビも毎回抽選なんですけれど、この作家の作品については「抽選に落ちた」という声をまったく聞きません。

twitterことXで検索してみても落選した人は一人もみかけず、「当選した」という声しか拾えませんでした。

ちなみに私も過去に何度かエントリーしたんですけれど、全勝です。

「ひょっとして、抽選って名の受注販売なのかしら?」って疑ったりもしたんですけど、ヤフオクやメルカリなんかの説明文を読むと、「限定15体」とか書かれてたりします。

このあたり気になってたのは私だけじゃないみたいで、フォロワーさんがギャラリーに確認取って、↓のメカコングは30体限定だという情報も引き出したりしてました。

とはいっても、具体的にどれくらい生産してるかとか、本当に限定数なのかって、確認のしようがないですからね。抽選のフリした受注販売だったとしても不思議じゃない訳ですよ。

赤目天使のソフビ抽選形式ですが、「狂人会」というギャラリーが、週に1回の頻度で抽選を連発しています。

毎週です。毎週、300ドル~700ドルくらいのソフビを、6種類くらい連発して抽選にかけてる。

インスタ広告も出しまくってますし、このあたりの動き見てると、かなり金回りは良さそうだなと感じました。ソフビを「ビジネス」として考えると、かなりのやり手ですね。

実はここのソフビ販売ですが、「抽選(Lottery)」という文字はどこにも書かれていません。

「S.O.I(Submission Of Interest)」という言葉と「応募」という言葉しか使ってないんですよね。

当選の連絡も、当選じゃなくて「S.O.Iに成功しました」という言い回しを使ってます。意訳すると「エントリーを受け入れました」みたいな感じです。抽選でも当選でもないんですよ。フタを開けると。

つまり、厳密には抽選ではないのかもしれないです。こっちとしては欲しいものが手に入ればこちらはそれで良いんですが、うまいやり口だなと。まあ、週イチで600ドルもするソフビ連発されちゃうと、応募も絞られると思いますからね。このあたりはブラックボックスです。

版権元がかなりピリついてるのでは

見たらわかるんですけど、このソフビって、もうアレじゃないですか。でも、版権とってないんですよね。

海外作品なので版権元的にも手が回ってない、ただ存在は知っていてかなりピリ付いている、という話もききます。

日本だとアウト判定だと思うんですよね。海外だから無法地帯になってるのかな。

最近だと海外作家でも正式に版権取ってるところ多い印象あるので、どこかでメスが入るんじゃないかなと思ってます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして まむしです
    記事を読み知識が増えました
    ありがとうございます
    赤目天使は製作者名なのですね
    シンガポールの会社なのですか?
    私は、取引の為日本の会社と思い
    ネットを使い
    所在地と連絡先を探していました
    版権の事があるから日本には
    支社や営業所はないでしょうね
    定形外者など分かれば
    教えて頂けたら幸いです
    宜しくお願い致します

    • コメントありがとうございます。ここのソフビは赤目天使ではなく、専属のギャラリーが統括してるみたいです。
      毎週金曜日に新作が発表されてます。購入エントリーもメッセージのやりとりもすべて英語ですのでご注意ください。
      https://www.instagram.com/kuangrenhui/

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