ごぶさたしてます、ゆうたろうです。
今、私はライターとして活動させて頂いているのですが、実はそれとは別に本業として治療家をしております。(鍼やお灸、あんまやマッサージをする治療家です)
で、私も経験しているのですが、今でもゲームのプレイが原因で体調を崩す人は多いです。
ゲームジャンル別に見るとFPSのゲームやハクスラ系のゲームでよく体調不良を起こしている人が多いみたいですね。
最近ですと、
- Apex Legends
- ANTHEM
このあたりが原因で体調をやらかしている人が多いみたいですね。
今回の記事では、
- なぜ、ゲームで体調不良になるのか?
- 体調不良への対策は?
- もしも体調不良になったらどうすればよいか?
といったことについて、簡単にまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
ゲームによる体調不良の主な症状
ゲームを長時間続けると、以下のような症状があらわれます。
- 視力が低下する
- 姿勢が悪くなる
- 指や腕が痛くなる
- 疲れが取れにくくなる
- 心の余裕がなくなる
視力が低下する
ゲーム画面をすぐ間近で見ているため、あなたの目の「ピントを合わせる機能」がだんだん鈍ってきて、近くの物しか見えなくなります。
場合によっては、眼鏡やコンタクトレンズが無ければほとんど見えないくらいに、視力が低下することもあります。
また、画面をじっと見続けることでドライアイを発症することも多いです。
姿勢が悪くなる
人間は何かに集中し始めると、体が少しずつ前のめりになっていき、猫背の姿勢になります。
猫背の状態が続くと内臓が圧迫され続け、様々な症状が出始めます。
分かりやすいものですと、
- 首・肩・背中・腰が痛くなる
- 息がしづらくなる
- 胃腸の調子が悪くなる
といった現象が現れるでしょう。
指や腕が痛くなる
これはアクションタイプのゲームでよく起こります。
親指や人差し指(や、人によっては中指)がよく使われる指です。
指を使いすぎると、その指の関節や付け根、時には腕に痛みが起こることがあります。腱鞘炎(けんしょうえん)や筋肉痛が、代表的な症状でしょう。
疲れが取れにくくなる
必要な休み時間を取らずに行動を続けると、疲れがたまってきます。これはゲームに限らず、仕事でも同じことです。
ゲームでも仕事でも、ハマってしまうと中々やめどころが見つからず、ズルズルと続けてしまうのが困りもの。睡眠不足でウトウトする、といった症状も出始めます。
休みを取らずに覚醒状態が続くと、重い頭痛や季節外れの風邪、突然の高熱に襲われることもあります。
心の余裕が無くなる
症状とは少し違いますが、非常に陥りやすい状態です。かくいう私も、この状態になっていたことを思い出します。
ゲームであっても、良いことばかりが起こるとは限りません。
- ボスモンスターを上手く倒せない
- ドロップアイテム目当てで同じモンスターを倒していても、全くアイテムが出ない
- 他のプレイヤーと協力プレイをしたものの、満足の行く成果が無かった
- プレイヤー同士の対戦で、全く勝てない
一例にすぎませんが、悪いこともゲームで頻繁に起こるものです。
上記のことが積み重なると、だんだんイライラしてきます。
すると何かに八つ当たりしたり、怒鳴ったりするといった短絡的な行動を取ってしまいやすくなります。
さらにこの状態が続くと、突然の頭痛に襲われることもあります。
ゲームによる体調不良への対策
では、どうすれば体調不良を防げるのか?
以下に挙げていきます。
ゲームのプレイ時間を決める
これは、ゲームを楽しむにあたっての共通の対策です。
人間の集中力は、短時間だと25分、長時間だともって2時間が限界、と言われています。
ゲームだけでなく仕事でも、長時間続け過ぎても効率は落ちるばかりですよね。
ですので、ゲームを始めてから2時間経過したら、キリの良いところで中断しましょう。
その後、どうしてもゲームを再開しなければいけない場合は、最低10分は休み時間を確保してから再開することをおすすめします。
休み時間中は、プレイしている場所や部屋から外に出て、簡単な柔軟体操や水分補給をするなど、気分転換をすると良いでしょう。
特に、体操などの「体を動かすこと」が効果的です。
FPSなどでCo-opプレイをしている場合は、他のプレイヤーと連絡を取り合うことを忘れずにしましょう。
視力低下への対策
長時間ゲームをしないことが前提ですが、まずはプレイする部屋の照明を点けることが大切です。これをするだけでかなりの対策になります。
また、プレイに関係しないシーン(デモシーンやムービーシーン等)で、あえて目を閉じたり、目の周りをマッサージするのも良いでしょう。
その他、ゲーム画面の輝度やコントラストを下げることも効果的です。PCのモニターやテレビ画面でプレイしている人は、画面設定を変えてみましょう。
携帯ゲーム機でも設定できるものもあるので、試してみましょう。
それでも目が疲れる、目が痛いといった症状のある人は、ゲーム画面に目に優しいフィルターを貼り付けたり、ブルーライトカット用メガネを装着してみましょう。
少々値が張りますが、ゲームと長い付き合いをするのなら一つの手です。
姿勢悪化への対策
前述の通り、人間は何かに集中し始めると、体が少しずつ前のめりになります。
そこでプレイ中でも良いので、おもむろに背筋を伸ばしてみましょう。
ゲームを中断・ポーズできるのならば、上半身をゆっくり左右にひねるのも効果的です。
ギリギリまでひねらず「腰回りが伸びたかな?」と感じる位でOKです。
また、座っている状態から立ち上がってみたり、スクワットなどをしてみても良いでしょう。
(ゲームしながらスクワット…という状況もおかしな話ですが、健康のためには本当にオススメです。)
とにかく「長時間、同じ姿勢を取り続けない」ことを心がけましょう。
指や腕の痛みへの対策
プレイしているゲームによりますが、色々な指を使えるのなら、たまには普段使わない指でプレイしてみるのが一番です。
ただPCゲームならともかく、ゲームコントローラーや携帯ゲーム機を使っている人には不可能に近いですよね。
そんな人は、中断できるタイミングでコントローラーやゲーム機から手を放し、両手を軽くブラブラさせてみましょう。
また、手のひらや指をマッサージするのも大変効果的です。
これらの対策を、1時間に1回くらいの頻度で行なうのがベストです。
「長時間、同じ指で、同じ動作を続けない」ことが大切です。
疲労への対策
これに関しては前述の「ゲームのプレイ時間を決める」と対策方法が同じなので、割愛します。
何事もやりすぎないことが一番です。
心の余裕を持つためには
これは、ゲームに向かう際の心構えを少しずつ変えるしかない、と私は考えています。
つまり、「こうなってくれたらラッキー!」くらいの心構えを身に付けることです。
例えば・・・
- ここのボスは無傷で倒せて当然
- このミッションであっさりとアイテムドロップするハズ
とは考えずに、
- ここのボスを無傷で倒せたらラッキー
- このミッションで1つでもアイテムドロップすればラッキー
と、あえて楽観的に構えることが必要ではないか、と思うのです。
ストレスでピリピリしてしまった影響で、フレンドまで嫌な気持ちになってしまうのは避けたいですよね。
ゲームは楽しんでナンボです。ゲームでストレスを抱える必要がないように、前向きにおおらかな気持ちでプレイするのをオススメします。
それでもゲームで体調不良になったら…
まずは、とにかく寝ましょう。
そして、体の不調のある部分をもみほぐしましょう。
目が痛い、疲れているのなら、目を閉じたままで目の周りを指で軽く押します。目玉そのものに触らないように注意して下さい。
頭痛がひどい場合は、目に光を入れない様にしましょう。アイマスクを装着すると効果的です。
それでも痛みが治まらない場合は、痛み止めの薬を飲むのも手です。
指や腕が痛い場合は、痛い部分を軽くもみます。
痛みがひどいときは、氷嚢などをその部分に付けておきましょう。痛みによる炎症を抑えることが大切です。
しばらくして立てるようになったら、柔軟体操をしてみましょう。
主に背筋を伸ばしたり、丸めたりする運動を、じっくり、ゆっくりと行います。(出来るのならば、ラジオ体操がベストです)
そして、その日のゲームは止めておくことを強くおすすめします。
大抵の場合、少々体調がよくなった状態で再度プレイしても、また体調不良がぶり返しますので…
ツボ・経絡を活用しよう!
ここからは、治療家としてのちょっとしたアドバイスです。
体調不良になったときはもちろん、健康対策のためにツボ・経絡へのアプローチが有効です。
「経絡って何?」という人に軽く説明すると、
〈人間の体調管理をするツボがたくさん並んだ道〉
のようなものと考えて下さい。
これまでの話に限定して、体調不良や予防に使えるツボの名前を挙げていきます。
目の不調
晴明(セイメイ)・攅竹(サンチク)・承泣(ショウキュウ) など
腕・指などの不調
手三里(テサンリ)・魚際(ギョサイ)・内関(ナイカン) など
背面全般の不調
天柱(テンチュウ)・崑崙(コンロン)・僕参(ボクシン) など
代表的なツボでもこれだけあります。
正直、この記事だけではツボや経絡については語り切れません。
上記のツボだけでも、ゲーム中の体調不良時に限らず、ヒマを見つけて押して下さい。それだけで予防になります。
まとめ
これまでとは一風変わった内容でしたが、いかがだったでしょうか。
どんなに好きなゲームでも、プレイし過ぎてしまうと消化不良になってしまいます。
さらに中毒性の高いジャンルのFPS、 特にApex LegendsやANTHEMのようなゲームであればなおさらののことです。
程よくプレイして、程よく休んで、程よく予防する。これがゲームを楽しむコツではないでしょうか。
今回紹介したツボだけでも、活用してみてください。
それでは。
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