香川県のゲームプレイ時間に関する条例案について
香川県で、ゲームのプレイ時間を制限する条例案が出されまして、それが物議を醸しておりますが…
条例の対象は高校生以下の子ども。1日のゲームやネットの使用時間を平日は60分、休日は90分に制限する他、夜間の使用についても高校生は午後10時以降、中学生以下は午後9時以降はゲームをさせないよう保護者に求める方針だ。罰則規定は設けない。
引用:香川県、ゲーム利用時間を規制する条例案がネットで物議
別に罰則が設けられるわけではありませんが、「長時間のゲームプレイは悪」という認識が、たとえ香川県限定だとはいえ、公的に認定されてしまうのはちょっとアレだよなぁ、とも思います。
「人を辞めさせないゲーム」が増えた
ネット上でも条例に対する呆れや怒りの反発がメラメラと湧き上がってます。(このまま案が通ることはないだろうとは思いますが)
もとはと言えばWHOがゲーム障害を国際疾患として認定したことが決定的だよなと。
WHOがゲーム障害という形で警鐘を鳴らすほどに、最近のゲームって「熱中できるゲーム」が多い印象です。
熱中できるゲームっていうのは、ようは「人を辞めさせないゲーム」です。
ゲームやってて、この「人を辞めさせない仕組み」が、ロジカルに完成されているなあと感じることが多々あります。
ゲームを中心に生活がまわることも
オンラインプレイ前提のゲームだと、
- 長時間プレイ前提
- 1マッチが長い
- 自分が抜けると他のメンバーに迷惑をかける
- 限られた期間で長時間プレイしないと手に入らないものがある
- 短期間でもプレイを辞めると長時間の苦労が一瞬で無駄になる
みたいなのザラにありますね。
ARKやってたころは、1匹のドラゴンのために夜中3時に目覚ましかけて、PS4起動してエサあげたりしてました。
今考えると異常だったなと思います。
最近のゲームは自己管理ができないとヤバい
「ゲームの長時間プレイ=悪」とするのは、かなり稚拙で暴力的だなと思います。
ただ、自己管理がしっかりできないなら、長時間プレイはまじで危険です。
健康とか、人間関係とか、単位とか…あとから後悔することになります。(実体験)
ゲームを中心に生活がまわりはじめると、入院とか落第とか、取り返しのつかないことが起こるまでは、自力ではなかなか抜け出しにくいです。
そうならないように、ゲームと私生活の調和をうまく保っていきたいなと、そう感じた次第であります。
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