最近「ガイスター」というボードゲームを購入しまして、家族でめちゃめちゃ楽しんでます。
赤おばけ4体・青おばけ4体の合計8つの持ち駒を、チェスのように動かして対戦する2人専用のボードゲームです。
- 赤いおばけを4つ相手に取らせたら勝ち
- 青いおばけを4つ取られたら負け
- 自分の青いおばけを1匹でも相手陣地から逃したら勝ち
という、ものすごくシンプルなルールなんですが、相手のおばけが赤なのか青なのかわからないので、心理的な駆け引きを楽しむことができます。
5歳の娘もルールを完全にマスターしまして、いっちょ前に心理戦を仕掛けてきたりします。
5歳に3連敗… pic.twitter.com/jqgNphxe80
— セプテンバー荒井【GAME1986編集長】 (@araithegamer) February 2, 2020
現在3連敗の負け越し中です。
ゲームで仲良くなった人っていたよね
もともと自分にとって、ゲームというものは「コミュニケーションのきっかけ」として存在しておりました。
初代ロックマンのイエローデビル対策を4人で考えるとか、64版007の黄金銃の取り合いとか、桃鉄のうんちカードとか、ポケモンとか。
ゲームをきっかけに仲良くなった友だちとか割といたと思うんですよね。
これってビデオゲームに限らない話であって、例えば黒ひげ危機一発とかUNOとか人生ゲームだって同じでした。
「ゲームをきっかけにコミュニケーションが育まれる」
という位置づけが私の中でずーっと存在していた関係で、「勝利することよりも楽しむこと」を重視してたワケです。
で、ここにきて、その1つのアンサーが「ボードゲーム」なのかもしれないと思っています。
ゲームの競技性と娯楽性の話
前に「ボードゲームって何なんだろう」なとアレコレ調べたんですが、
- ボードゲームはランダム要素が高い
- 運が勝敗を左右し、競技性は低い
- 競技性よりも娯楽性が高い
らしいです。
今まで意識したことはなかったんですが、プレイしてるゲームを「競技」と「娯楽」という2項目で仕分けしてみると、自分の中でいろいろと整理できるなと思ったりしています。
競技性の「eスポーツ」と娯楽性の「eショー」
前にDead by Daylightの開発者が何かでインタビューされてたときに、
「Dead by Daylightはeスポーツではなく、eショーを目指す」
みたいなことを言ってましたね。
私たちはe-Sportsを目指しているのではなく、e-Showを目指しています。一般ユーザーはもちろん、配信者やストリーマーがこのゲームを面白いショーとして扱い、楽しんでくれることを目指しています。
『Dead by Daylight』開発者インタビュー。殺人鬼に厳しいバランス面など現環境の問題について訊いた
賛否両論は置いておいて、「勝つこと」よりも、「楽しむこと・笑うこと」に価値を感じることができるプレイスタイルって個人的に好きです。
APEX LEGENDSなんかだと、フルパで激弱でも死ぬほど楽しい…みたいなのばっかです。
(今シーズンは1回もチャンピオンになれてませんが、それでも楽しいからよっぽどだと思う)
GAME1986では競技性は捨てました
eスポーツなんかはまさに「競技」であって、再現性のあるスキルや知識・立回りがもとめられます。残念ながら自分にはその素質は無いなと、プロになるのは諦めてます。(鹿以外)
どちらかというと、友だちとワイワイ楽しく遊びたいし、見てる人が面白いと思うようなプレイをしたいなーと。
ボードゲームで遊び始めたのをきっかけに、自分の目指したい方向性が整理できた感じです。
PvPの企画もやっていきたいと思っていますが、あくまで「最低限楽しむために勝つ」というスタンスかなと。
ということで、GAME1986では、娯楽性を追求してコンテンツをつくっていきたいなーと思ってます。
ゲームを中心に人と人がつながるような、なんかそういう機会をうちでも提供できたらいいなーって思うんですが、何かいいアイデアないですかね。
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